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5月30日(火)2年生:技術「お茶の栽培・加工」社会見学

舞鶴茶生産組合 志高の増茂様にご案内いただき お茶畑と加工工場を見学しました。
生徒らは、小学校時代に「茶摘み」を経験していますが、
中学校技術科として、
「よりよい品質を保つための工夫」や、「栽培~収穫~加工~出荷 までの一連の行程」を学ぼうと伺いました。

 

 

 

 

 

 

実は、碾茶・煎茶の収穫は一段落したそうです。
茶畑では、「加佐地域・由良川沿いの土地が、お茶作りに向いている理由」や、「収穫後の(来年にむけての)手入れ」について聞きました。
「肥料をやっても、雨が降らないとうまく吸い上げない」こともあったり、「日よけの「寒冷紗」を掛けるタイミングによってはうまく育たない」こともあったり。
長く続けていても、研究心・探求心を持って、改善に取り組んでおられるとのことでした。

 

 

 

 

 

 

加佐分室の裏手にある加工場です。(所在は知っていましたが、こんな大きな機械があるとは思わず・・・)
機械加工とはいえ、温度設定や、攪拌スピード、乾燥時間など、安定した品質のお茶を作るためには、10年以上の経験が必要とのこと。(技術を引き継ぐには、後継者がいないと・・・)

 

 

 

 

 

 

 

今年の玉露を試飲させていただきました。
世界的な「抹茶ブーム」のなか、「京都:宇治茶」はトップブランドです。
京都府の買付市場においても、舞鶴産の茶葉は評価が高く、
生産者の皆さんは、誇りをもって「今年もよい茶葉が育つように!」
様々な工夫と努力をされていることが分かりました。