ブログ

11月11日(金)知的好奇心をくすぐる体験授業

京都工芸繊維大 深田 智 教授 をお招きして、「ことばってなんだろう?」の講義を受けました。

無意識に使っている「ことば」ですが、同じ文章でも受け取り方が違ったり、同じ意味のことばでも、聞く側の印象が違ったりします。深田先生は子どもの頃から、このような「ことばの不思議さ」に興味をもって研究を続けてこられました。

まんがの一コマを例に、「日本語版」と「英語版」の同じ場面の吹き出しを比較すると、英語の文章が長いことに気づきます。

英語は「言葉で伝えようとする」言語 で 日本語は、「主語を省略したり、言葉の裏にニュアンスを含ませたりして、短く伝えようとする」言語 だということが分かりました。

また日本語には、「擬音語・擬態語」が多く、「スラリとした体形」とか「頭がシャキッとする」のように、文章に含んで使うのも日本語の特徴だそうです。